フィンランドでの日常生活を綴っています。

火曜日, 5月 15, 2018

フィンランドの野生の子ウサギ

event_note5月 15, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
トウヒの幹の根元で、じっとして動かない子ウサギを見つけました。


でも、カメラが手元になかったのですよ。それで一度カメラをとりにもどり、そのあと再びこの場所へ。この子ウサギ、その間ずっと同じ場所にじっとしていました。

具合が悪いんじゃないか、親ウサギとはぐれてしまったんじゃないか…そう考えて、保護するつもりで子ウサギを連れ帰ってしまう人がいるって聞いたことがあります。これだけじっとしてるんだもの、確かにそれもわからなくないです。

でも、子ウサギが一羽だけでぽつんと固まっているのは、ごく普通のこと。兄弟たちも近くにいるけれど、それぞれちょっと離れた別な場所でじっとしているのだとか。親ウサギが近くにいる場合もあるらしいけれど、子ウサギたちとは距離をおいているそうな。

もちろん授乳するときには子ウサギたちを呼びますが、それは1日に1回だけ。

とにかく、親ウサギは子ウサギたちと一緒にいることをさけているみたいです。子ウサギたちが他の動物たちに見つからないように、ということのようです。そして子ウサギたちは一か所にじっとしていることで自分の身を守る…

そんなわけで、ひとりぼっちで固まって動かない子ウサギを見ても心配する必要はないし、連れ帰ったりしたら逆に死んじゃうよ!! っていう話。じっとしているからといって、なでたりするのもNG。

くうっけりも、写真こそは撮らせてもらったけれど、あとはおとなしくこの場を去ったのでした。

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